いたりあ~なへの道
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マテーラ いい出会い編
マテーラの嫌な面の話で終わるとマテーラの印象が悪くなりそうなので、良い出会いの話も。マテーラにもちゃんとまともな人はおります。当たり前だけど。

一通り観光終わって洞窟教会の辺りに戻ってきた時。
ずっと目の前に見えていたパッションの舞台になったという絶壁の上、ここに人が居るのをよく見たのですが、ここって一体どうやって行くの?と思い、朝に寄った洞窟教会近くのインフォメーションに行きました。

ここのインフォメーションの兄ちゃん(もうおっちゃん?)は朝地図をもらった時にも話をしてて、彼がお昼休みで家に戻る途中にも偶然あってちょっと話をしていたので、顔を出したらそこに居たガイドのおっちゃんを含めて世間話に花が咲いてしまい、1時間ほどダラダラと話し込んでしまいました。
結局このパッションの舞台へは車で行くか、1度絶壁を下り、斜面を登って行くしかない ということで諦め(既に歩き疲れてたし)、もう教会とかも閉まってる時間だったので、そのまま帰ろうかな~ と思っていたら、このガイドのおっちゃんが、自分も家に帰るだけだから、もし自分を信用してくれるならとっておきの眺めの場所を案内してあげる。その代わりそこで撮ったその眺めの写真を後で送って欲しい と言ってきました。

前のルイジなんかの事があったので、う~ん・・・ と思ったけど、それまでに1時間近く話をしててヘンなそぶりはなかったし、インフォメーションのにぃちゃんも彼はちゃんとしたガイドだ って言ってるし、今からホテル戻ってもやることないし、ということで、案内してもらいました。


そこは確かに、地元民でなければ絶対知らないだろうし、行こうとも思わないだろう というところ。




こんな景色を真下に見ながら、この街の絶壁の斜面を降りて行き、
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こんな角度で街を見上げられます。(思いっきり逆光で、まともな写真が撮れなかったのが残念。。)
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振り向くと、サッシの街が見えます。
中から見てた時は気がつかなかったけど、上の方には新しい家がガンガン建ってるんですね。
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ここまで行く道のり、どんな感じかと言うとこんな感じ。
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道なんてないじゃん と思ったけど、足1本分くらいほそーく道っぽくなってました。
メイン通りからこの道へ入るところは柵があったけど、私たち以外にも何人かとすれ違ったので地元の人は普通に通ってるの?
でもこの左手側は、もうすぐに最初の写真のような絶壁です。
高いところがあんまり得意でない私は、正直かなり恐かったし、ここで足滑らせて落ちたらかすり傷では絶対すまないので、偶然見つけたとしてもあまりお勧めしません。
私も、このおっちゃんが声届かなくなるくらいガンガン先に行かなければ、やっぱりやめる と言ってたかも。


でもこの下まで来ると、これらの絶壁に360度囲まれた、静かな場所に出れます。
このガイドのおっちゃんは、一人で考え事とかしたいときに、よくここへ来るのだそう。

このおっちゃん、さすがプロのガイドだけあっていろいろよく知っているし、その日は2本ガイドした後だったからか、鞄の中からマテーラの歴史についての分厚い本とかがいろいろ出てきて驚いた。
結局この後もいろいろ穴場を案内してもらい、ダラダラとアペリティーボにビールなんか飲んで、いろいろ話してました。

かなり後半になってから、日本人の観光客はそれなりに来るけど、言葉が通じないので話した事がなかった。ずっと日本人と話してみたかった と言い出しました。

一瞬、ん? と思ったけど、日本の大学の建築科がマテーラの住宅研究に来たけど、それは日本のこういう住宅事情のせいなんでしょ とか、日本人のメンタリティーはこうこうって聞いたけど本当か? とか、確かに日本に対して興味は持っていた感じ。

そして最後に、今日は自分のことを信じてくれてありがとう。本当は、意図せず何か失礼な態度をとってしまって、マテーラ全体の印象を悪くしたらどうしよう と自分も恐かったんだ とのこと。

このおっちゃん、生まれも育ちもマテーラだそうで、本当にマテーラの街が好きでマテーラの良さを旅行者に知って欲しくてガイドやってるんだろうなー という感じが伝わってきました。なので、ルイジみたいなヤツのことを、みんながどんなにがんばっても、ああいうヤツひとりのせいで他の人や街全体の印象を悪くされ、本当に迷惑だ と。

ちなみに言うまでもないとは思いますが、このおっちゃん、後からガイド料要求したり、連絡先聞かれたり、下心が見えたり ということは一切ありませんでした。別れ際も握手のみ。それどころかビールおごってもらっちゃったりして。ただ唯一、写真は必ず送ってくれ と何度も言われましたけど。
たぶん、カメラ持ってないんでしょうね。。。

写真送るのに連絡先聞いてるので、もし今後マテーラに行かれる方でガイドさん付けたい という方いらっしゃいましたら、この方ご紹介いたします。
ただし彼も仕事なので、無料というわけにはいかないと思うのと、おそらく英語喋れないのでイタ語オンリーでもよいという方限定になりますが。。。(こちらのレベルに合わせてゆっくり喋ってくれました)
もしご希望の方がいらっしゃいましたら、ここ通じてご連絡ください。

あ、ちなみにこれは頼まれたわけでもなければ、私に紹介料が入るわけでもございません。
ただ、私がマテーラで会った数少ない信用できる人だったので ということだけです。
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by maccarello | 2008-05-31 02:08 | イタリアーナへの道 | Comments(5)
Commented by Kyoko at 2008-06-01 14:20 x
『Matera要注意人物編』で終わらなくてヨカッタ~
この方、ほんとにいいヒトですね。
なおさら、前の記事の迷惑なヒト達に腹が立ちます。。
私も両極のイタリアに何度も揺さぶられました。
でも、こういうよいヒトとの出会いがあるから、また戻ってしまうのだと思います。

女性の旅では注意しなくてはいけないことが多いのも事実ですが、
よいヒトとの出会いやふれあいがない旅は味気ないですよね。
「警戒心をどこまで解くか?」って難しいところですが、
ヒトによって使い分けることができればいいのかな?
Commented by s_fiorenzo at 2008-06-01 22:32
ホントにいい人もいれば悪い人もいる…の両極端のお話ですね。
でもちゃんといい人にも出会えてよかったです♪

Commented by がっちゃん at 2008-06-03 11:33 x
そうそう、最後は自分の経験と目ですよね。ある程度話したら解ると思うし、さばぇさまの場合、最初複数でしゃべってたのが良かったのかもしれませんね。
法政大学の建築学科教授の陣内秀則氏が「南イタリアへ!」と言う著書の中にマテーラの建築についても触れていて、学生をなんども送り出しているようですから、結構日本人は行ってるんだと思います。
でも確かに英語は出来てもイタリア語をやっている人って少ないですものね。私もこんなガイドの方に出会えたらいいなと思います。
Commented by maccarello at 2008-06-04 01:32
kyokoさま:
> よいヒトとの出会いやふれあいがない旅は味気ないですよね。

ホント、同感です。揺さぶられる って表現、まさにぴったりです。
こういう点、男の人は気楽でいいなー と思ってたんですが、国によっては(相手によっては?)男性の方が危険 って話も聞いて^^;、旅の危険もジェンダー・フリー?とか思いはじめました。

s_fiorenzoさま:
こういうのって、田舎へ行けば行くほど両極端な気がしますねぇ。
でもホント、これで嫌な思いだけだったら、マテーラなんて二度と行くか と思ってたかも。

がっちゃんさま:
経験と目、私の場合アテにならないだけに難しいけど^^;、でもホント、これに尽きると思いますねぇ。
本当に日本の大学から視察に言ってたんですね。このガイドさんは確かキョートーの大学って言ってたので京都だと思ったんだけど、トーキョーとキョートーと間違えてた?^^;
Commented at 2008-06-17 16:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

イタリアのトスカーナ、マルケ、スペインのバルセロナと周って、8年ぶりに戻った日本は信州から。

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