ウィーン
ウィーンはもう10年以上前に行ったことがあったんだけど、その時は何故か1泊したのに通過しただけでまるで観光しなかったので、一度ちゃんと行ってみたいとこでした。
なのに、行くの決めたのが出発3日前くらいだったのもあり、なーんの下調べも無しで行くのがワタシ流・・・ とかってCMありませんでしたっけ?要するに「無計画」ってだけなんだけど、「~流」ってつけるだけでなんとなく意図的な意味合いを含んでかっこよく聞える気がする(気がするだけだけど)のが不思議だ。二刀流とか。これは違うか? そんなことはどーでもいーんだけど、何も調べず行きの飛行機で数年前の「歩き方・中欧」を眺めつつ、王宮と宮殿行かれりゃいーかなー 程度だったんだけど、ちゃんと読んでいくうちにウィーンって見所満載なことに気づき、結局めちゃくちゃハードに観光してきました。 まずは街の中心にあるシュテファン寺院。 メトロ降りたら目の前に出てくるはずだったので、この階段を上がるなり感動の風景が!なーんて盛り上がりながら上がってみたら、、、 修復中~。。。 写真に写ってないけど、ファザード側も修復中で絵が張られてました。。 上からの眺め。 ウィーン、上からの眺めはあんまり大したことなく、普通の街 って感じでした。 ハプスブルグ家が住んでた王宮正面。 中は博物館になっていて見学できます。 映画にもなったエリザベート皇妃が住んでた当時の部屋を再現したものなんかが見れます。 こっちは新王宮正面 市庁舎 市庁舎の目の前にあるブルク劇場 日にち変わって翌朝行ったシェーンブルン宮殿。 雪降ってて寒かったです。。 でもここは、マリア・テレジアや幼少期のマリー・アントワネットが住んでたとこだそーで、ベルバラ好きとしては外せないです。 オーディオ・ガイドで周るツアーで中が見れます。日本語もありました。 お次はベルヴェデーレ宮殿上宮。 ベルヴェデーレ宮殿ってのは上宮、下宮の2つの宮殿が大きな庭を挟んで向かい合わせに建っていて、上宮は「オーストリア・ギャラリー」、下宮は「中世とバロック美術館」になってます。 上宮から見た下宮。(庭の奥) はじめ、時間がないからこれはムリ ってことだったんだけど、この上宮にはクリムトの「接吻」があることがわかり、やっぱり行くことに。(ミーハー) こちらが下宮。 ヨーロッパ三大オペラ劇場のひとつ、ウィーン国立オベラ座。 1時間弱のツアーに入ると中が見学できます。舞台裏も見せてくれます。 時間の関係で英語ツアーに入っちゃったけど、1日1回、15:00から日本語ツアーもありました。 ここで今日の演目が「セビリアの理髪師」で、当日立ち見券が3~4ユーロ(500円くらい)で買えることを知り、ただでさえキツキツの予定に更にオペラ観劇予定をねじ込む私ら。 でもその前に美術史博物館見学。 この写真の建物はその対面にある自然史博物館だけど、見た感じ同じっぽかったです。^^; 前の像はマリア・テレジア像。というのを後になって知る。あーアップの写真撮ってくればよかったー。 ここも、美術館入ると時間かかるし・・・ と最初私はあんまり乗り気じゃなかったんだけど、ブリューゲルの「バベルの塔」があることを知ってから急に優先度を上げる。(調子いい) 無料で借りられるダイジェスト版のオーディオ・ガイドには日本語がありました。 そんで持って再び寒い中30分くらい並んで、オペラの当日券買ってそのまま中へ。 以前ミラノのスカラ座立ち見券で見たときは、椅子が空いてりゃ座っていい って感じで、結局座って見れたので、そんなもんかと思ってたんですが、、、ここは本当に立ち見、しかも人が多くてぎゅうぎゅう。おまけに2人とも「セビリアの理髪師」のあらすじ知らないし、イタリア語だからなんとかわかるかと思いきや、オペラなので何言ってるか半分も分からず。T_T ということで、第一幕ですごすごと退散。。 更に日にち変わって、こちらは「歩き方・中欧」には載ってなかったんだけど、デザインがポップな公営住宅。 本当は、フィガロ・ハウスやモーツァルトの像なんかも見たかったけど、時間が無くてここで終了~。 でも滞在48時間の割には充実してたかと。:) かーなり疲れましたけど。。。 余談だけど、ウィーンはイタリア人観光客が異様に多かったです。 もう、そこここでイタリア語が聞えてくる聞えてくる。。 イタリア人声でかい、いつでもどこでも喋ってる ってのがあるせいかもしれないけど、妙に耳につきました、イタリア語。 それだけならいーんだけど、混んでて前に進めない美術館なんかで後ろから「早く早く、あそこに行きたいのよ」とか言いながら押してきたり、急に逆行してきたり、写真撮るため流れを止めたり ってのも、決まってイタリア人グループ。。 ホテルなんかでも「そのパンどこにあるの?」とイタリア語で聞いてきたり、エレベーター乗ったら Buon giorno と言われたり。こっちはアジア人でここイタリアでもないんだから、イタリア語通じないかもしれない という疑問はわかないんだろうか。わかないんだろうな。。 という感じで、もうイタリアに住んでないのに何故か年明け早々イタリア・パワーにやられた感のある新年の始まりでした。。。
by maccarello
| 2010-01-07 23:59
| 世界制覇への道
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Comments(7)
さばぇさん こんにちは(^:^)
写真がとってもきれいで、私の中の“一度は行きたいウィーン”の順位が“今すぐ行きたいウィーン”に格上げになりそうです〜! 短期間で周られたようですが、じっくり見るとなると相当の時間を要しそうですね。満足するには日本から何往復すればいいのでしょうか! そして、イタリア人がやはりポイントですね。イタリア語はいつから世界の公用語になったのでしょうか?きっと彼らは日本に来ても「どっか美味しい店ない?」とか言われそうな気がします!
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e-karuta at 2010-01-08 23:07
イタリア人と大阪のオバちゃんは世界中どこ行っても最強かもね。
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トーです
at 2010-01-10 10:19
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雪が降った日があったんですね。チラッと前ボケで雪が写ってますね。ゴミみだと思った^^;
雪の写真って超難しい事がわかりました^^;こっちでもパラついたのですがまったく撮れませんでしたね。 ・ISOを上げて、シャッターを早くする。 ・絞りを開放にして撮りたい雪にだけフォーカス、後はボカス。雪の前ボケが効果あり。 ってな感じで色々やったけど、一番肝心なのは「手袋、帽子をかぶって撮影する」でした。あはははは。(寒くてどうでもよくなる。) やっぱ、風景はじっくり構えて、一瞬を狙う。これですかね。
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s_fiorenzo at 2010-01-11 01:05
私も10年くらい前にあわただしいツアーで1泊したんですけど、断片的な記憶しかないんですよね。
あわただしすぎてスケジュールが巻いちゃって、予定になかったベルヴェデーレに行けたくらい(笑) ホテルのそばに東海大学の施設があってびっくりしたっけ…
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maccarello at 2010-01-12 05:20
永ともさま:
こんにちはー。 ウィーン、物理的には大して広い街じゃないんですが、建物が大きい、見所がそれなりに離れてる、博物館系が多い ってことで、じっくり観ようとしたらもう数日欲しい幹事でした。 イタリア人、あまり外に出ない人ほどイタリア語はどこでも通じる と思ってる気がします。私の友達も(海外未経験)「だってイタリア語は世界中で通じるでしょ」とか自信を持って言ってましたが、その自信がどこからくるのかは不明。^^; カルタ店長: そうかも。関西人vsイタリア人対決番組とか、見てみたいかも。:p トーさま: ロシアに近いせいか寒かったですよー。 寒いところでの写真、手袋するとカメラを操作しにくくなる、でも手袋しないとポケットから手を出す気にすらなれない というのが困ったところ:p。 s_fiorenzoさま: ウィーン、宮殿系が多いからあわただしく周ると記憶がごっちゃになりません?私は既になってます。^^; スケジュール巻いちゃうってのもすごいけど、ベルヴェデーレはあの庭がいかにも宮殿な感じで、見れてよかったとこでした。 で、東海大の施設なんてあるんですか?宮廷研究室 とか?違うか。。
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samanta
at 2010-01-12 17:15
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こんにちは。
ウィーンもイタリア人観光客が多いのですね。実は、年末年始に遊びに行ったミュンヘンもイタリア人だらけでびっくりしました。 泊まったホテルから街の至るところまでイタリア語が聞こえ(騒がしいからすぐにわかる)いまいちドイツに来た~と言う気持ちになれませんでした。。 ウィーンの写真、とても懐かしく拝見しました。 数十年前に1人で1泊で行った事があるのですが、こうして写真を見るとまた行って見たくなります! オペラ座もさすが素敵ですね~! また次の旅行記を楽しみにしています!
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maccarello at 2010-01-13 20:07
samantaさま:
イタリア人ってあんまり外国に出ない と思ってましたけど、どうもイタリア近郊の外国行くとやたらとイタ人が目につく気がしてます。いつでもどこでも大声で喋ってるから目立つだけなんでしょうかねぇ?当然のようにイタ語で喋りかけられたりすると、なんかイタリアに居るような気になってきちゃうんですよねぇ。。 ウィーン、できればもう一度見れなかったところを見に行きたい街です。でも次は暖かい時がいいかも。:) |
イタリアのトスカーナ、マルケ、スペインのバルセロナと周って、8年ぶりに戻った日本は信州から。
by さばぇ
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