いたりあ~なへの道
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ベルリン その2
ベルリンの友達に「遊びに来い来い」と言われ続けて早2年、後半は既に「もうベルリンに誘うのは諦めたから安心して」とか言われてたくらいなんだけど、なぜそんなに誘われつつも遊びに行かなかったかというと、正直ベルリン というかドイツになーんの興味もなかったんですね。。。

ベルリンと言っても思い浮かぶのはベルリンの壁くらいだし、そもそもドイツのどの辺りにあるかも今回行くまでわかってなかったくらい。
食べ物にしてもビールとソーセージ、でもビールだったらやっぱベルギーだよね みたいな感じで全く持って興味薄。なので食べ物に関してもまるで期待してなかったんだけど、友達の家で朝食に食べたプレッツェル、うまっ!

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今まで誘いを無視してたこの友達に土下座して謝りたかったくらいです。。。

そんな興味薄々だったベルリンになぜ行く気になったかというと、去年の夏くらいからこちらの方のベルリン-プラハ旅行記を見ているうちに、ベルリン、ちょいと行ってみてもいいかも?(←まだ態度がナマイキ) と思うようになってたところにとあるきっかけがあって急に思い立ったのでした。



今回のベルリン滞在予定はたかだか1日半。しかも行きの飛行機遅れたし、冬なので4時過ぎるともう薄暗いんですよ。。TT
なので今回は美術館や博物館は一切行かず、ルートはベルリン在住ドイツ人2人にお任せでの観光。しかも最初からそれをアテにしてたので、ガイドブック類一切無し。^^;
さらに移動は彼らの持ってる電車の定期(?)の、休祝日は一人に付きひとりの同行者も無料 みたいな制度を使って全てただ乗り!(っていうと響き悪いけど)

ベルリンの駅。
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近代的~。
日本以外でこんな近代的な駅を見たのは久しぶり。だってイタリアじゃぁ絶対考えられない。

この駅の中庭(?)みたいなところにあるこのオブジェ、なにかと思ったら時計なんだそうで、これ、ゆーっくり動いてます。
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これがねー、かっこいいんですよ。
がっしりしてて精巧そうで、いかにもドイツのイメージ。

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こっから見える景色もドイツっぽーい。
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こちらは Government って言ってたから国会?議会?
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中央に見えるドーム部分は戦争で破壊された昔のまま、外側だけ新しくして使ってるそうです。ここ、このドームの部分まで登れて景色もキレイだし、そこから中の会議の様子が見えるそうでとても入ってみたかったけど、長蛇の列だった上に雪もちらついてたので断念。。
この辺りには政府関係の建物が多いんだけど、どれもが Clear view だか Open view だかってのをコンセプトに作られているらしく、隠すものはないから何でも見ろ とばかりに視界がよくオープンに作られているそうです。
そういうコンセプト、いいねぇ。
これがイタリアだったら・・・ と言いかけたら、建物全部を壁で囲まないと とドイツ人が笑ってた。

この建物の壁、使われてる石のスパッときれいな断面、かっちりとした直角具合にうっとり~。こういうところにイタリアとの違いを感じるねぇ。。。
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ベルリンの壁の跡。
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ホンの20年前まで、ここが分断されていたとはこの線がなかったら絶対わからない。
ここに、ある日突然壁(正確には最初は鉄柵)ができ、ここの行き来ができなくなった なんて、今のこの景色を見ながら想像するとすごく恐い。だってそれってホンの50年ほど前、うっかりしてたら自分が生まれててもおかしくない頃の話だなんてねぇ。。

今はすっかり観光地のこのブランデンブルグ門も、かつては壁の向こうにあったもの。
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友達が子供の頃、この門の手前の木から壁の向こうの世界を覗いたことがあるそうで、この門とその先に見えたのは、まるで古い映画のセットのような街並みと、古い映画に出てくるような車、服装の人達で、そのシーンを今でも鮮明に覚えてる と言ってた。

今回のベルリンで何がよかったか っていうと、そういう生々しい歴史を感じられたこと。
イタリアだってもちろん古く長い立派な歴史があるんだけど、なんと言ってもそれが古すぎる。。。
2000年近く前のものが残っているのは確かにすごいんだけど、あまりに古すぎて正直その頃の感覚や情景が想像できないんですよね。

でもこのベルリン、特に東西ドイツ分断→統合の歴史って、自分の親の世代や自分自身が既に生きていたつい最近のこと。こうやってその歴史が動いていた時期にここで生きてた人の話を直接聞ける っていうのは、イタリアの歴史に触れるのとは全く違った感覚で興味深いです。
子供の頃に戦争や関東大震災の話を体験者から聞いたことはあったけど、なんとなく外国の歴史ってそうやって身近に触れられるものではないと思ってたので、なんだかとても新鮮な経験。

旧ナチス総統部だか総統邸宅だかの跡地のモニュメント。
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この石は、犠牲になったユダヤ人追悼の意味だそうで、ここにある石全部ひとつひとつ大きさや形がビミョウに違うんだそうです。それは犠牲になった人達にはそれぞれ個々のキャラクターがある人間だったということを表してるのだそう。

これ、中に入っていくとどんどん石が高くなって行ってかなりの威圧感、街の音も遮断されていきちょっと恐い。

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ただの四角い石の集まりなんだけど、なんだかいろいろ考えさせられる場所で、ベルリンで一番印象に残ったところ。

そっからちょいと歩くと新開発地域でソニー・センターなんかがあります。
ここはもうすっかり近代的で、東京に居るような感覚になりました。

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あまりの寒さにここでちょいとお茶休憩。

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ただの紅茶セットなのになんかかわいいー。
こんなんどこにでもあるじゃん と思われそうだけど、こ-いうかわいさがイタリアのイナカにはないんですよねぇ。。
ここって20年前までは東ドイツだったので、どう考えてもその頃のイタリアよりは近代化してなかったはずなのに、今ではもうすっかり追い抜かれてますよ、イタリア。まぁイタリアは近代化する意志自体がないんだろうけど。

ベルリンは、なんか中世と近代が融合したような不思議な街でした。
教会なんかは昔のままだし、でも近代的なビルも多いし、この辺りじゃないけど駅も古そうだけど実は新しそうで(どっちなんだ)かっこいいし。

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街の公衆トイレも立派できれい。
これ、ベルリン市民だとこのトイレの鍵を持ってて無料で使えるらしい。鍵を使ってドアを開け(自動)、中で用足して出るとドアが閉まって中で勝手に洗浄・掃除してくれるってもの。話には聞いたことあったけど、すごーい。

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観光の続きでベルリンの壁。
今はこんな感じで一部が展示されてるのみ。

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関係ないけどその向かいに鋭角なビル発見。

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壁はぱっと見そんなに高くない と思ったけど、こうやって壁の真下から見上げてみると、ものすごい威圧感。

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これは地下にあるんだけど、ナチスドイツ時代にユダヤ人作家やユダヤ人に関する本を全て焼き捨てたりした歴史へのモニュメントらしい。

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これまた関係ないけど、花屋さんでものすごく背の高い薔薇が売られてた。どうやったらこんな薔薇ができるの?

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チェックポイント・チャーリー。

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かつて東西ドイツを行き来するためのチェックポイント跡地。
ここも今は観光地だけど、アメリカとロシア(あれ?これってどこの旗?上に見えるのはロシアじゃなくてフランス?)の旗を持って制服着た人が立ってます。
これは完全に観光の為なんだろうけど、この寒い中大変だなーと思って見てたら、アメリカの旗持ってる人はきょろきょろしたり動いたり貧乏ゆすりしたりしてるのに、アメリカじゃない方の旗持ってる人は微動だにして動かない。そういうキャラまで再現してるのか?と思って更によく見てたら、アメリカじゃない方の旗の人そのまま後ろに倒れそうになって慌ててた。どうやら寝てたらしい。^^;
ところでチャーリーって誰?

今ではこんな風にのんきにでっかいクリスマス・ツリーが飾られてるけど、ここだってほんの20年前まではへらへら笑って通ることも出来なかった場所なんですよねぇ。。
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この道沿いの壁に歴史が説明されてる写真と説明書きが貼られてるんだけど、それを見てたら観光客らしき人(東南アジア‐中東系)が「ベルリンの壁はこれですか?」と聞いてきた。。。
私たちが「?」となってると「ベルリンの壁を見に来たんだけど、あそこにチェックポイントがあるからこの辺ですよね」と。

???

友達が「ベルリンの壁はもうないよ。一部がこの先に展示されてるけど・・」と答えると「え、もうないんですか?」とびっくりしてた。。。

っていうか、こっちがびっくりさ。

「彼は来るのが20年遅かったね」と友達は笑ってたけど、20年って・・・。生まれた子供が成人するくらいの年月はあるんだけどなぁ~。。。
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by maccarello | 2009-01-10 06:43 | 世界制覇への道

イタリアのトスカーナ、マルケ、スペインのバルセロナと周って、8年ぶりに戻った日本は信州から。

by さばぇ
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